気になっているピッグスキン

ファッションワールドなどの展示会にいくとサスティナブルな素材として、いろんなヴィーガンレザーが展示されています。ヴィーガンレザーは植物や廃棄物から作られるけど、合成素材の製造には化学薬品やプラスチックなどの石油由来の原料が使用される場合があります。サスティナブルな素材として注目されていますが、ほんとにサスティナブルなのかな?と疑問を抱くことが多々あります。

私が今、サスティナブルな素材として気になっている素材がピッグスキン。
ピッグスキンは食肉の副産物として製造されるサスティナブルな素材で、日本で自給できる唯一の革素材であり東京都の特産品らしいです。

豚皮について調べると、食肉として使用された3%ぐらいがピッグスキンとして日本で消費され、ほとんどが海外へと輸出されているらしいです。

豚がなぜサスティナブルかというと、1.食肉の副産物という事、2.純国産なので物流で排出されるCO2が軽減される。3.豚は牛に比べてメタンガスの排出量が1/4程度。4.ヴィーガンレザーのように石油由来の原料は使わないため、そのまま土に返すことができる。

いいこと尽くめの豚皮を、CO2を排出してまで海外に輸出することに矛盾を感じる。できるだけ日本で消費できたらいいなと思います。

近いうちにチャレンジしてみたいと考えています。

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